『シルヴィア－ダイアナのニンフ』延期日発表 - ジョイ・バレエ　ストゥーディオ

5月10日(日)に予定しておりました　The 25th Performance『シルヴィアーダイアナのニンフ』の延期日は、

7月12日(日)　東京建物Brilliaホール(池袋)　に現時点では、決定致しました。

と言いましても、1週間先、1カ月先が読めない現状です。又、この延期時期に第2波が来ないとも言いきれません。

子供達・お客様の安全を確保出来ない状況になってしまった場合には、更に延期となります事を、先にお知らせさせて頂きます。

 

当初の予定よりも、劇場使用禁止が早くに解除される事になりました。

その動きが出始めた途端に、今まで空いていた劇場もあっという間に埋まり、使用出来る日が限られて参りました。

本来は、7月末～8月1週目(夏休み前)を希望しておりますが、現時点では劇場が空いておりません。

使用可能な日を抑え、延期日を確保する事がまず、第1優先である為、時期早々とは重々承知しておりますが、7月12日(日)に劇場の仮予約を致しました。

元々使用する予定であった練馬文化センターは、他の団体がコロナウィルス感染拡大防止の為キャンセルした日にちは、空いていても予約不可の為、

豊島区池袋の東京建物Brilliaホールで上演させて頂ける事になりました。

(2019年バレエ・オペラ『プラテ…ジュノンの嫉妬』をこけら落としシリーズとして上演させて頂いた劇場)

 

「5月10日は延期になる」と発表してから本日まで「いつ舞台に立てるのか？？」と心待ちにしてくれている生徒が沢山います。

前向きに考えられる日も有れば、モチベーションを保つことが困難な日も有り、オンラインレッスンを通して、皆の気持ちは痛いほど伝わってきました。

特に、プロフェッショナルと同じトレーニングを積んでいる上級クラスにとっては、過酷な8週間であったと思いますし、現在もそれは続いている事と思います。

7月に安全が確保できると想定し、心の準備、身体の準備を進める事が必要な生徒も沢山います。

安全が確認出来た時期を待っていては、劇場の確保が間に合いません。秋の方が安全なのか、秋の方が第2波が来るのか、又は第3波が来るのか…

いつの時期が最も適しているのかは、現時点では誰もが予測できません。

 

緊急事態宣言が当初の予定より1週間早く解除されるや否や、既に、クラスターが発生しており、感染者数が二桁に戻っております。

その一方、東京都の解除のステージは、どんどん前倒しになり、劇場などの公共施設は人数制限をしながらも、使用可能となって参ります。

物理的に劇場が使用可能となっても、『芸術作品を創造し、お客様に安心してお伝えする』という劇場本来の姿は、未だ確保されておりません。

ウィルスと共存するしかないこの先、其々が、社会の一員として、地球上の一員として、自覚をもって、今までの生き方、在り方とは違う、新しいステージを、国からの要請によるものだけではなく、各自が確立して行く時代となりました。

本当に日々、真摯に、「生きとし生ける」事を考えていかなければなりません。

流れや勢いや惰性で生きていく時代は、終わりを迎えたと思います。

 

不安な日々では有りますが、ジョイ・バレエの生徒達は、レッスンが出来なくなってしまい、絶望していた3月末の自粛宣言から、オンラインレッスンをスタートした4月頭には、

見事に不死鳥の様に『シルヴィアーダイアナのニンフ』に向けて羽ばたき、今では、その翼は神々しいばかりです。

オンラインレッスンの環境を整えて頂き、日々お付き合い頂き、応援して下さる御家族のお陰です。

オンラインレッスンという未知なる物を進める上で沢山の勇気を頂きました。本当に有難うございます。

 

5月10日が延期になると発表させて頂いた際と同様に『この日がダメなら2週間先、1カ月先』という単位で常々考え、動いております。

劇場だけでなく、ゲストダンサー、舞台監督、照明、音響、受付、ビデオ、写真、メイク、全てのスタッフに2週間単位で問合せをしております。

今後も、この流れを続けて参りますが、何分にもコロナウィルス感染拡大状況は日に日に変化しておりますので、

『最短でいつ』『最長でいつ』という事を確実に申し上げる事が出来ない点、心苦しく思いますが、

まずは、7月12日(日)に状況が落ち着いていると【想定】し、オンラインレッスンとスタジオレッスンを併用しながら徐々に、安全に、

1週間単位でレッスンスケジュールを発表しながら準備を進めて参りたいと思います。

 

『発表会はいつになるか？』と、不安に思われていた事と思います。

子供達がよく状況を理解し、『いつになるか？』という質問を8週間もの間、一言も聞かずに、全員が発表を待っていてくれました。

御家族の子供達へのお声掛けの成果だと思います。有難うございます。