『シルヴィアーダイアナのニンフ』Prologue　ストーリー① - ジョイ・バレエ　ストゥーディオ

Prologue

研ぎ澄まされた銀色に輝く月光の中、気高い女神の姿が浮かび上がる。漆黒の闇に木霊させながら銀色の角笛を吹くと、ニンフ(精霊)の姿が浮かび上がり、女神に向かって膝まづく。女神がニンフに語る。『決して忘れてはいけません。貴女は他者を愛してはいけないのです。誓いなさい。』ニンフが応える。『私は “愛” を放棄し、決して他者を愛しません。誓います。』 2人は銀色の弓矢を手にし、共に “誇り高き戦士” として獲物に向けて次々と矢を放つ。2人の絆は強く、神聖なる霊性で結ばれている。

月と狩の女神ダイアナ —— ニンフ達を連れて “狩” をしながら森や野原を駆け巡り “森の環境を侵す者・恋愛をする者” に厳しい罰を下す。

従者のニンフの名はシルヴィア —— 主人ダイアナに仕えるニンフ達のリーダーで、狩に生きる戦士として誇り高く孤高に生き、その純粋無垢な心は 頑なに  “愛”  を軽蔑している。

『シルヴィアーダイアナのニンフ』Act2ストーリー⑧

『シルヴィアーダイアナのニンフ』Act3ストーリー⑨

『シルヴィアーダイアナのニンフ』Act3ストーリー⑩

2010日本初演＆2020リハーサルより