『プラテ』1週間のリハーサル風景
今週は男性ゲストダンサーリハーサル、衣裳合わせ、歌手・バレエ合同の通し稽古、を行いました。
本日の歌手・バレエ合同通し稽古前に、演出のごり先生とマエストロよりJOYの生徒達に対する評が有りましたので、
一部ご紹介します。
ごり先生の言葉『皆さん(歌手)はこの子達を子供だと思っています。生物学的には子供ですが、舞台経験は豊富です。
皆さんが時々話しかけて、可愛がってくれるのは良いのですが、私は彼女達・彼達(JOYの生徒達)を社会人として育てているので、
まず舞台の上で社会人であって欲しい。子供達は出ていないシーン、木の後ろで待っている際、音楽を聴いています。音楽を聴いて、
自分の出番を待っています。暇なわけでは有りません。可愛い子供ではなく、同業者と思ってください。
舞台が進行している最中に、どうか話しかけないで下さい。話しかけない事は冷たい事では有りません。
自立していますから大丈夫です。一人で舞台裏でも行動できる子達を選抜しています。
大人に話しかけられたら返事をしないと失礼だという思いと、でも舞台の最中に私語をしたら、ごり先生と舞先生に怒られる、
という思いで、葛藤を抱えています。この葛藤は、舞台のトレーニングをする過程で、必要の無い葛藤だと思います。
木の裏で待っている時「この曲の次は何」と計算をして待っています。
コーラスの皆さんの歌が出てこなかった時も、歌詞無しでも全部踊り切りました。これには私も感心しました。
歌が無くても拍で踊れたという事は、耳でしっかり音楽を聴いています。』
マエストロの言葉『僕は昨日ここで(スタジオで)リハーサルをしていて、一人のプロとして、ここにいて恥ずかしくなりました。
バレエの子達が誰よりもしっかり舞台を把握しています。バレエの皆さんは4カ月前からリハーサルを重ねています。
僕達はプロであるから、もっと短期間でリハーサルを行うのですが…プロとしてもっと根性を見せて欲しいです。』
この言葉を聴いた後、JOYの子達の笑顔がより華やかになりました。みんなが重ねてきた努力は間違っていません。
自信をもって、真摯に本番まで頑張りましょう。
本部ジュニア中級クラスの子の手作りプラテです。
出演していない子が応援の気持ちを込めて作ってくれました。
衣裳渡しをレッスン前に行っていたところ、出演していない中級の子が、駆け寄ってきて、
衣裳合わせを手伝ってくれました。みんなの優しい心と気遣いに感謝です