『シルヴィアーダイアナのニンフ』終演 - ジョイ・バレエ ストゥーディオ

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JOY NEWS

  • 『シルヴィアーダイアナのニンフ』終演

    皆様、昨日はThe 25th Performance「シルヴィアーダイアナのニンフ』お疲れ様でした。

    5/10の上演予定から半年…半年間、頑張り抜いたジョイ・バレエの生徒達、サポートを続けてくださった御家族の皆様に感謝申し上げます。「諦めない」事は、現代社会で、大変難しい事です。

    3回の延期を余儀なくされただけでなく、当日に、更なる前代未聞の困難が待ち受けておりました。主役アミンタ役の男性ダンサーが急性胃腸炎の為に、出演出来なくなり、急遽、他の役でご出演頂いていた土方一生先生に代役を務めて頂きました。日本で上演していない作品ですので、本来、数時間で対応出来るものでは有りません。

    前夜の23:58に、主演ダンサーの体調不良の連絡が入った時点では、食中毒という診断であった為、回復を期待しながらも、代役を立てた場合の演出、振付を考え、朝になってから万が一に備え、代役依頼を致しました。

    代役のダンサーは10:00に楽屋入りし、14:00のゲネプロ開始までに全幕のアミンタ役を覚えてくださり、スタッフが舞台セットを組む中、シルヴィア役と練習を重ねてくださいました。

    シルヴィア役のソリスト上級の生徒も、急なパートナー変更に本当によく対応し、最後までしっかりと踊りきりました。3回も延期になった中、モチベーションを保つだけでも人知れない苦労が有りましたが、当日に更なる困難が待ち受けているとは・・・それら全てを乗り切り、シルヴィアを踊りきったその姿は美しく、神々しい輝きに満ち溢れていました。

    染谷野委先生には、土方一生先生が踊る予定であったAct3のソロを急遽お願いし、幕が上がるギリギリまで練習をされ、ぶつけ本番で踊って頂きました。

    ソリスト上級クラスの生徒も、上記メンバーの役変更に伴い、新しくシーンが増えましたが、皆が急な対応をポジティブに受け入れました。

    役の変更に伴い、土方一生先生のジュピターの衣裳をアミンタ役に改良し、また、舞台装置の舟にデコレーションを縫い付けてくれた大人とソリスト上級の生徒。皆の舞台にかける思い、諦めない心、素晴らしいチームワークに感謝申し上げます。

    子供達にとっても、半年間待った舞台でした。皆が舞台を上演出来る事を喜び、真摯に取り組みました。ご家族皆様、舞台の幕が上がるまで、ご不安も強かった事と思います。子供達を舞台に立たせてくださり、有難うございました。

    舞台上で頑張った皆、支えてくださったご家族、舞台スタッフ、裏のお世話をしてくださったお母様方、皆様に心より感謝申し上げます。

    この後も、皆が無事に過ごせます事を祈っております。

    写真第一弾として、上記の急な変更に対応するメンバーと、会場の感染対策の準備をするソリスト上級と大人の生徒です。