11月のレッスン風景
11月17日、昨年の本日はジョイ・バレエ ストゥーディオ The 25th Performance『シルヴィアーダイアナのニンフ』本番でした。
5月に予定していた発表会が、コロナ禍で3回の延期を繰り返し、一年前の今日、無事に本番を迎えました。
今月の生徒達のレッスン及びリハーサル風景、お待たせ致しました。
レッスンもリハーサルもクラス単位で進行していますが、その瞬間瞬間、一人一人に求めているレベルは違います。
今は『真夏の夜の夢』のリハーサルを行っていますが、
今月末の秋フェスに向かっている生徒と、
来年5月の発表会に向けて取り組んでいる生徒では、リハーサルの【精神面】での要求度に差が有ります。
そして、秋フェス出演者の中でも各パートのリードダンサーには、より強い精神力を求めてリハーサルを行っています。
毎年、毎月、生徒達はレベルアップし、踊るパートも上がっていきます。
レベルアップすればする程、本番中に一人で対処すべき内容も増え、想定外の事にも対応する能力が求められるようになります。
今まで、気が付かない内にお姉さんが助けてくれていた事は、いつの間にか自分でこなす番になり、
今まで教師から言われた事の無い指摘を受け、11月は、其々が心に葛藤を抱えてリハーサルを行っていました。
5月の発表会に向けてリハーサルを行っている生徒も、今までとは違う張り詰めた空気を感じながらも、振付にも慣れてきて、
基礎レッスンとは違う【踊る】という事を意識し始めた生徒もいます。
又、11月に本番を迎える生徒と同じような心持で、真剣に取り組んでいる生徒もいます。
『本番は来年5月』と思っていると上手く行く事も、
『本番まであと数週間』と思うと上手く行かなかったりと、人間の心理は複雑です。
今月末も来年5月もコロナの感染が拡大せず、無事に本番を迎えられる事を祈るばかりです。
御家族の皆様、いつも温かいサポートを有難うございます。