年末のご挨拶&年末のレッスン風景 - ジョイ・バレエ ストゥーディオ

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JOY NEWS

  • 年末のご挨拶&年末のレッスン風景

    本日2021年最後のレッスンを無事にスタジオで開講する事が出来ました。

    明日からはプライベートレッスン期間となります。

    今年もコロナ禍の一年となり、

    年一回の発表会もバレエ・オペラ公演も無い一年となりましたが、

    ジョイ・バレエストゥーディオの皆と共にレッスン・リハーサルに励み

    共にコロナ禍を乗り越えられた事に感謝申し上げます。

     

    日々のレッスン及びリハーサルをどの様に捉え、どの様に取り組むかは、

    生徒それぞれに個性が有ります。

    誰もが、その瞬間『自分は精一杯の努力をしている』 と思って取り組んでいますが、

    全ての人は、【自分が思っている以上の能力】を持っています。

    特に子供達は沢山の【可能性を秘めた原石】です。

     

    私達教師は、ただ、バレエの技術やマナーを教えるだけでなく、

    『もっと出来る』『もっと成長できる』と促し、

    『もっと頑張る為には、どうしたら良いか』導く事が役割です。

    子供達も御家族も、忙しい中で、効率よく頑張る為に 【今】 何をすべきなのか。

    1か月後、2か月後に成長した自分に出会う為には、

    【今】どう取り組むべきなのか。

    【自分流の頑張り方】ではなく、【確実に成長する頑張り方】を促し、導き、

    生徒達が、そこについて来るには、生徒自身も、今までのやり方を捨て、

    【新しい方法を学ぶ心を持てるか】が、重要になります。

    ある意味、この過程が一番難しいです。

     

     

    人が一番成長するのは、

    『自分は出来ていない』と涙を流しながら、努力を重ねている時です。

    急激な成長を遂げた生徒は、

    頑張っても頑張っても出来ない自分に自信を失くすことが有ります。

    『こんなに頑張っているのに、何故出来ないのだろう』

    『あんなに練習したのに又、出来ない』

    出来ない自分に涙しながら、真摯に努力を重ねる時間が、

    どれだけ尊い瞬間であるか、

    きっと、10年20年30年経過した時に

    分かる日が来ると思います。

    器用に何でも出来る事が、決して良い事では有りません。

    不器用で、苦手でも、努力する心を持っている事、

    努力する情熱を持っている事が、何よりも大切です。

     

    真摯な努力は、すぐには報われない事が有ります。

    結果がついてくるまでに、どんなに時間がかかっても

    【諦めずに努力を続けられる心】を、

    バレエを通して育み、

    時間がかかるからこそ、

    何事にも替えられない【財産】となって返ってくる事を

    体験して欲しいと思っています。

     

    新年は、5月14日(土)

    ジョイ・バレエストゥーディオThe 26th Performance

    『真夏の夜の夢』プロローグ・エピローグ付全3幕

    一年半ぶりの発表会です。

    リハーサルを通して、生徒一人一人が心身ともに大きく成長を遂げる期間です。

     

    皆様、よいお年をお迎えください。

    新年も愛と光に輝く年となりますよう、お祈り申し上げます。

    2021年12月28日