2020年発表会「シルヴィア-ダイアナのニンフ」Youtube - ジョイ・バレエ ストゥーディオ

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JOY NEWS

  • 2020年発表会「シルヴィア-ダイアナのニンフ」Youtube

    皆様、大変お待たせ致しました。

    2020年発表会 The 25th Performance『シルヴィア-ダイアナのニンフ』プロローグ付全3幕のYoutubeが完成致しました。

    コロナ一年目で、5月に予定していた発表会は、緊急事態宣言により延期を余儀なくされ、その後も三回延期になり、四回目の延期の11月に、やっと上演に辿りつきました。

    殆どの期間がオンラインレッスンとなり、やっとスタジオレッスンを再開し、「あともう少しで本番」という時期を迎える度に、感染が拡大し、延期を決断せざるを得ない状況になりました。

    延期を決断する度に、苦しい思いをしましたが、生徒たちが、オンラインの画面の向こうで、一生懸命に踊る姿と、それをサポートしてくださるご家族の存在に励まされ、勇気付けて頂きました。

    4回もの延期となってしまった半年間で、全員の通し稽古も、スタッフ下見も行えないまま、生徒1人1人がOnlineの向こうで、御家庭の一角で、シルビアの通し稽古をたった1人で続けてくれました。各家庭ではたった1人でも、ひとたび曲を流して通し稽古をOnlineで開始するとカメラの向こうには、各ご家庭の中に、素晴らしいシルビアの世界がありました。離れた場所で、何十人もが、同じ曲で同じタイミングで踊り、演技をし、そこにはシルビア原作のギリシャ神話さながらの神々しい世界が有りました。ましてや、カメラの外は未知のコロナ禍1年目……感染拡大への恐怖を抱えながらのOnline通し稽古でした。人智を越える神々しい真摯な世界が、子供達の姿に、瞳に、有りました。

    生徒は舞台稽古無しで、初めて立つBrilliaホールであったにも関わらず「どの袖幕から出るか」、しっかり把握しており、最年少の幼児クラスも含めて、頼もしい、舞台人の姿を見せてくれました。

    そして更には、主役の男性ゲストダンサーから前日の23:59に体調不良(コロナではありません)の連絡が有り、本番上演がまたしても難しくなりました。

    幸いにも、主役男性ダンサーと、シーンが被っていない他の役を踊っていた男性ダンサーに、当日の朝、代役を依頼し、数時間で、主役の振付を覚え、自分の役も踊りながら主役の代役をお願いしました。

    主役シルヴィア役のソリスト上級の生徒にとっては、四回も延期になり、半年間モチベーションを保つだけでも過酷でしたが、本番当日にパートナーが代わるという、更に追い打ちをかけられた苦しい状況でした。

    新しいパートナーにきっかけを出しながら、しっかり自分のシルヴィアを踊り切り、全幕の主役を成功させました。その姿を動画でご覧ください。

    本番というのは、予想外の事が起きるものですが、この年程、過酷な状況は前代未聞でした。

    半年間、皆が自宅で、オンラインリハーサルを続けながら創り上げた作品を動画でご覧ください。

    例年通り、子供達のクラス曲、ソロは動画に入れないように編集しております。