通し稽古⑦お疲れ様でした。
本番2週間前、7回目の通し稽古が終了致しました。
53名の出席でした。
2か月間の通し稽古により、ACT3のオープニングとフィナーレの全員での大移動も、少しずつ流れる様になってきました。
本番の舞台上は、普段は味わう事の出来ない空間です。お客様とのエネルギーの交換を行う事で、
「魔法にかかった」かの様に、普段は見せない一面を発揮出来る事があります。
これを成し遂げる為には、教師と本人が最後まで諦めない事が必要です。
残り2週間も背中を押し続けます。
一人で前に向かって歩く《デフィレ》は、初舞台の幼児クラスにとっては難しい流れです。
「どの子も平等に前に出してあげて、ご家族が見つけられるようにしてあげて欲しい」
「“一人だけ前に出られなかった”という事の無いように協力してあげて欲しい。皆も初舞台の時は、お姉さん達にお世話をして貰って育ったのだから」と伝えましたが、
その意味をよく考えてくれた子もいました。
社会は忙しいので、目の前の事だけに追われがちです。その先に居る人の気持ちや、少し長いスパンで考えた将来に訪れる結果や意味を考えて行動する事は、なかなか難しいです。
バレエの舞台という場面だけでなく、常に人の気持ちを考えて行動し、
助けが必要な人に自ら手を差し伸べる事が出来る人になってください。
その行動が、必ず自分に返ってきます。
2か月間、必死に幼児、初級クラスのリードをしてきたお姉さん達は、自分の踊り、表現に、この経験が活かされてきました。
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皆が使う小道具やゲストダンサーの衣裳を、レッスン前に誰よりも早く来て、作成してくれています。
中級、上級お昼休憩
ACT1
デフィレ
ACT3
新所沢