《ルイ14世時代のバレエ》講義を終えて
先週末5週目の日曜日は、Safe-Dance-Association のバレエ安全指導者資格(バレエ教師の資格講座)
プロフェッショナルコースにて、《ルイ14世時代のバレエ》の講義を担当させて頂きました。
日本ではバロックダンス=クラシックバレエの原点である という事が殆ど普及していません。
私達が日々、レッスンを行っている基本的な足のポジションや、基本的な《パ》は、
300年以上前のバロック時代に誕生し、
当時のフランス国王や貴族たちが日々、トレーニングに励んでいました。
フランスでは、《バレエ》が国を統制するために必要不可欠な分野であった歴史を知り、
クラシックバレエの原点への理解を深める事は、
クラシックバレエの技術が進化し続ける現代だからこそ、大切であると感じております。
ジョイ・バレエの小中高校生の生徒達は、どの学年も、常に受験を控えていますので、
どの生徒も多忙で、この様な講座の機会を作ってあげる事が難しいですが、
レッスンの合間に、バレエの原点に触れ、歴史に触れ、知識を広げる事の喜びを、
無意識に感じて貰えるようにしたいと思っております。
この講義を担当させて頂く事で、教師として、常に幅広い知識をアップデートし、
勉強を続ける事の大切さを再確認させて頂きましたので、ジョイ・バレエでのレッスンに活かして参りたいと思います。