The 25th Performance演目発表!
来年、2020年5月10日(日)上演のThe 25th Performance は、
レオ・ドリーブ作曲『シルヴィア ― ディアナのニンフ』再演(2010年日本初演)に決定致しました。
ロシア・バレエの代表的作曲家であるチャイコフスキーは『シルヴィア』を絶賛し、知人タネーエフに
「もし私がもっと早くにこの楽曲を知っていたら、私は自分を恥じて、決して『白鳥の湖』を作曲する事は出来なかったであろう」と伝えました。
『シルヴィア』は『白鳥の湖』の前年1876年にレオ・ドリーブにより作曲され、パリ・オペラ座にて初演されました。
ギリシャ神話の人物が題材で【人間と精霊との愛】を主題とし、今現在上演されているのは、1952年再演のアシュトン版です。
JOYでは、ドリーブの原曲に経ち返り、初版のスコアに忠実に、カット部分を復刻し、曲順を元に戻し、尚且つ、精霊と神々の存在を膨らませ、
JOYオリジナル版として2010年に日本初演を果たしています。
来年2020年5月10日(日)The 25th Performanceにて新演出・新振付による再演となります。
【人間】と【精霊】と【神々】が共存していた【神秘的な時の薫りと煌き】を出演者が心豊かに感じられることを祈りつつ、愛を込めて…。
芸術監督・演出・振付・音楽監修:錦織佳子