教師紹介 - ジョイ・バレエ ストゥーディオ

〒171-0052
東京都豊島区南長崎 1-9-16 ヒルトップビルド B1F

教師紹介

錦織  佳子
Yoshiko NISHIKIORI
アーティスティック・ディレクター

芸術監督・演出・構成・振付・音楽監修全てを手掛け、古典バレエ及び、フレンチバロック・オペラ、オペラ、オペラのバレエ化、コンテンポラリー、ミュージカル、オペレッタ、クラシックコンサート、宗教曲等、幅広く創作活動をしている。

    【古典バレエ全幕作品】

  • ●『眠れる森の美女』プロローグ付全3幕 1890年の初演時においても、又、現在プロのバレエ団公演においても通常はカットされているチャイコフスキー“幻の名曲”も復刻し、原譜に経ち還り演出する。
  • ●『ドン・キホーテ・デ・ラマンチャ』プロローグ付全3幕 セルバンテスの原作にフォーカスを戻し、ドン・キホーテの“純粋な騎士道精神”とサンチョ・パンサの“無垢な忠誠心”を描き、『失われた善き時代』への賛歌としての新演出を手掛ける。
  • ●『白鳥の湖』プロローグ付全4幕 1876年にチャイコフスキーが作曲した総譜を基に、従来のバレエ上演でカットされ、曲順変更されていた曲を元に戻し、原譜に忠実な演出を手掛ける。チャイコフスキーの原譜全曲を使用した『白鳥の湖』は今現在も他では上演されていない。
  • ●日本初演『パキータ』プロローグ付全2幕 1846年パリ・オペラ座にて初演、その後1881年帝室マリンスキー劇場にて再上演された。いつしか全幕としてのバレエは失われていたが、2001年にパリ・オペラ座が復刻した。2009年に日本初演、改定復刻版として演出を手掛け、2016年にプロローグ付全3幕4場として再演した。
  • ●日本初演『シルヴィア あるいは、ディアナのニンフ』プロローグ付全3幕 レオ・ドリーブの原典に経ち還り、従来のバレエ上演でカットされ、曲順変更されていた曲を元に戻し、初版のスコアの文章に忠実なストーリー展開で演出する。
    プロローグとして、原作のトルクァート・タッソ牧歌劇「アミンタ」のプロローグ部分を投入し、尚且つ、精霊と神々―芸術の9人のミューズ、月の女神ディアナと双子の太陽神アポロ、3大ゼウス、ポセイドン、ハデス、美と優雅の3女神、季節の3女神―の存在を膨らませ、オリジナル版としての演出を手掛ける。
  • ●日本初演『パリの炎』プロローグ付全3幕7場 1932年にレニングラード国立オペラバレエ劇場にて初演され、1964年以降上演されておらず、2008年にボリショイ劇場にて改訂版として全2幕構成で復刻された。ワイノーネン版、ラトマンスキー版に続き、世界で3版目として2011年に日本初演、2015年に改訂版再演、ジョイのオリジナル版として演出を手掛ける。
  • ●『ロミオとジュリエット』プロローグ・エピローグ付全4幕13場 プロコフィエフの遺した偉大なる遺産への敬意を払うべく、世界のどの版に於いても統一されていない、“ライト・モチーフへの忠実さ”にフォーカスを当て、プロコフィエフがその楽曲で、シェイクスピアの世界観を旋律的・叙情的に表現した通りに演出・振付を行う。又、全4幕13場全て、舞台装置を転換しての上演は世界初である。
  • ●日本初演『エクセルシオール』プロローグ付全3幕 1881年ミラノ・スカラ座にて初演。振付師ルイジ・マンツォッティが、“人類愛への戴冠式”を提唱した作品を、2013年の“今”に即した精神で、“人類愛への祈り”として上演。
  • ●日本初演『じゃじゃ馬馴らし』全3幕11場 オリジナル楽譜に基づき作成したオリジナル音源により上演。ドメニコ・スカルラッティの作曲を、クルト=ハインツ・シュトルツェが編曲した、1969年の世界初演版、バレエ『じゃじゃ馬馴らし』の全曲に、更なる編曲を加え、スカルラッティのソナタ3曲、及び、シュトルツェ的な和音使いで新たに作曲した6曲を加え、世界初演版より15分長い、日本版初演として上演。
  • ●日本初演『マルコ・スパダ』プロローグ・エピローグ付全3幕 ダニエル・フランソワ・エスプリ・オーベールのバレエ全3幕に、プロローグとエピローグを挿入し、マルコ・スパダの“愛”と“死”を描き、より精妙な心理描写を演出しジョイ・バレエ版として上演。
  • ●『シンデレラー又は小さなガラスの靴』プロローグ付全3幕 再演 プロコフィエフが音楽のテンポや旋律に描写した、登場人物の性格や心理、物語の情景に忠実に演出・振付を行い、新演出として上演。プロコフィエフ作曲《サマーナイト》よりモデラート・アダージオ・メヌエットの3曲をACT2にヴァリエーション曲として挿入。
  • ●『クルミ割り人形と7つ頭のねずみの王様』プロローグ付全3幕 E.T.A.ホフマンの原作に基づく 固いクルミの昔話  1994年にジョイ・バレエにて世界初演をした作品を新演出により復刻上演。《クルミ割人形とマリー》の心の描写をより繊細に表現し、チャイコフスキーの音楽によりホフマンの原作の世界を舞台上に蘇らせた。
  • ●『シルヴィアーダイアナのニンフ』再演 プロローグ付全3幕 タイトルの《ダイアナのニンフ》に着目し、女神ダイアナと、その従者のニンフ・シルヴィアとの関係性を掘り下げ、ギリシャ神話の神々と精霊達の世界観を主軸にした新演出による改訂上演。
  • ●『真夏の夜の夢』プロローグ・エピローグ付 全3幕 シェイクスピアの原作にヨーロッパの民間伝承を関連付け、妖精達の神秘な魔法の世界と人間達のドラマを描く。メンデルスゾーン作曲の音楽16曲を挿入して上演。
  • 【その他のバレエ作品】
    「パリの喜び」「フェアリードール」「ピィタァラビットと仲間達/ザ・ジョイ」(日本初演)「ペトルーシュカ」
  • 【オペラ、バレエ化作品(カットバージョン)】
    「メリー・ウィドウ」「こうもり」「ホフマン物語」
  • 【オペラ、バレエ化日本初演作品(カットバージョン)】
    「魔笛」フレンチバロック・オペラ「プラテ」「愛の妙薬」「天国と地獄」「セヴィリアの理髪師」フレンチバロック・オペラ「レ・パラダン(遍歴騎士)」「ピグマリオン」 ※3時間強のオペラを一時間以内のダイジェスト版として構成する。
    オペラ関係者が、感嘆の声を上げる程、そのダイジェストは、オペラの真髄を突いている。口コミで広がり、毎年オペラ関係者が観に来ている。来日したイタリアオペラの演奏者も観劇し、好評を博している。
  • ●【コンテンポラリー作品】
    「アルゴ・ヌエボ」「DANZA DANZA」「Ave Forimosissima-Fortune plango vulnera」「Die Vorstellung des Geistes-Des Wiederkehrer」「Dies illa…L’ora Fatal s’appresa」「Dyonysos-Les dieux de a mort et
    la reincamation-」「Ave Forimosissima-Omnia Sol temperat」「DEVE ESSERE ARTSITA-Con tanto affetto…-」「魔王」
  • 【ヴァルナ国際コンクール出品コンテンポラリー作品】
    「エクスルターテ・イゥビラーテ」「Des Geistes」
  • 【DEVE ESSERE ARTISTA〜芸術家たれ】
    2011年Vol.1、2012年Vol.2、2013年Vol.3(白寿ホール協賛)、2014年Vol.4、2015年Vol.5、2016年Vol.6、2017年Vol.7、2022年Vol.8〈笹川日仏財団助成事業〉 歌・ピアノ・バレエ・コンテンポラリー競演のクラシックコンサートを企画し、芸術監督・舞台監督・演出・振付・照明プラン・衣裳・メイク全てを手掛ける。
  • 【フレンチバロック・オペラ ジャン=フィリップ・ラモー】
    ●Vol.1「プラテ」日本初演
     2012年2月 古楽オーケストラを用いて、ヴェルサイユピッチa’=392Hzで、プロローグ付バレエ=ブフォン全3幕として日本初演。芸術監督・舞台監督・演出・キャスティング・振付・衣裳・メイクの全てを手掛け、好評を博す。
  • ●Vol.2「レ・パラダン」日本初演  2013年9月 古楽オーケストラを用いて、ヴェルサイユピッチa’=392Hzで、プロローグ付バレエ=ブフォン全3幕として日本版初演。今現在「レ・パラダン」の楽譜が存在していない為、スウェーデンのAndreas Edlund氏に依頼し、オリジナルスコアを作成。ラモーの初稿に経ち還り、幻の序曲を復刻し、世界初演上演する。全幕における、舞曲全曲上演も世界初演となる。芸術監督・舞台監督・演出・振付・衣裳・メイク・字幕の全てを手掛ける。
  • ●Vol.3「プラテ…ジュノンの嫉妬」再演  2014年7月 ラモー没後250年メモリアルイヤーに、待望の再演を果たし、好評を博す。
  • ●Vol.4「優雅なインドの国々」日本初演  2015年5月 プロローグと第3・第4アントレを日本初演。練馬区文化振興協会舞台芸術支援事業、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、(公益)日仏会館の後援を得る。「音楽の友」〈音楽評論家の選ぶオペラ〉のトップテン入りし、本格的な舞台演出に注目される。
  • ●Vol.5「プラテ…ジュノンの嫉妬」再々演  2016年5月 ラモーの楽譜に書かれたラモーのメッセージを、新たにエピローグとして視覚化し、自ら字幕も手掛け、新演出として3回目の上演をする。朝日新聞に公演評が掲載される。
  • ●Vol.6「レ・パラダンー遍歴騎士」再演  2017年9月 初稿譜の《Acte1アルジのアリア“Triste Séjour”》《Acte3のアルジとアティスのDuo》が新しく現代譜に起こされ、2曲共に世界初演を実現させた。フランスから招聘した指揮者・チェンバリストのStephane Fugét氏によるスコアの研究により部分的なラモーの自筆初稿譜の復刻も可能となり、その部分も世界初演を果たす。
  • ●Vol.7『プラテ…ジュノンの嫉妬』Vol.4  2019年11月 ヨーロッパで活躍中の指揮者・奏者・歌手を招聘し、東京建物Brilliaホールこけら落としシリーズとして上演。

バレエミストレス・クラシックバレエ・バロックダンス:錦織 舞
Ballet Mistress・Classical Ballet・Baroque Dance: Mai NISHIKIORI

ユネスコ主催「世界子供のフェスティバル」日本代表として、クロアチアに渡り各都市にて公演に出演。ロシアモスクワバレエアカデミーにて研修。CM・ミュージカル・歌手プロモーションビデオ・オペラ歌手コンサート・ホテルパーティーにバレエダンサーとして出演。「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「ロミオとジュリエット」「ペトルーシュカ」「メリー・ウィドウ」にて主演。又、オペラをバレエ化した「魔笛」「こうもり」「愛の妙薬」「天国と地獄」「セヴィリアの理髪師」にて主演を務め、表現力に定評がある。2012年フレンチバロック・オペラVol1『プラテ』日本初演で制作を務め、以降、ダンサー活動の傍ら、プロデューサーとして《フレンチバロック・オペラ》=《バレエ・オペラ》公演の普及活動を行い、全ての公演にて、企画・制作・運営・バレエミストレスを務める。2015年『優雅なインドの国々』本公演を在日フランス商工会議所主催《ボンジュール・フランス》へ推奨。日仏経済交流会パリクラブにて『プラテ…ジュノンの嫉妬』、『レ・パラダン-遍歴騎士』のプレコンサート企画&出演。フランスクラブ、NPO法人イカス共催アペロの会にて2016年・2017年《フレンチバロック・オペラとバレエ》の講演。2017年音楽月刊誌ハンナにて《フレンチバロック・オペラとバレエ》の連載を半年間執筆。
2016年クラシックバレエ引退後、パリにてナタリー・ヴァン・パリス氏にバロックダンスを師事。2017年より歌・ピアノ・バロックダンスのアンサンブル、舞音―Meineとしてコンサート活動を行う。
DEVE ESSERE ARTISTA〜芸術家たれ Vol.1~6にて、他ジャンルのアーティストとの共演の舞台での存在感と表現力に評定が有る。
2022年ルネサンス・フランセーズ文化功労部門メダーユ・ダルジャン(銀賞)受賞。

藤野 晴彦
HARUHIKO FUJINO 設立者

谷桃子バレエ団、東京バレエ団を経て、カナダバンフスクールに特別奨学生として入学。その後カナダ国立バレエ団、サンフランシスコバレエ団、ピッツバークバレエ劇場、アルバータバレエ団等に所属し、7年間北米で活躍する。R・ヌレエフ(「眠れる森の美女」)、E・ブルーン(「白鳥の湖」「ラ・シルフィード」のプロダクションではそれぞれ直接の指導を受ける。又、H・ズラスビー、A・ビルザック、M・ブラック、Mr.ケイトン、等高名な教師陣のトレーニングを受ける。

帰国後、牧阿佐美バレエ団を経て、ジョイ・バレエストゥーディオを設立。

日本バレエ協会員、練馬洋舞連盟会員、バレエ・モダン翔美会会員、日本バレエ劇場初代芸術監督