秋フェス《モーツァルティアーナ》本番の1日
出演者と御家族の皆様、お疲れ様でした。
御来場くださったジョイ・バレエの皆様、有難うございました。
5週間強という短期間でしたが、出演した生徒は、沢山の感情を経験しました。
出来ない自分に悩み、沢山の涙を流した子もいます。その過程を辿っている最中は、とても辛いですが、
本番の舞台上でしか掴めない世界を本日経験し、頑張ってきた意味を、心身で理解している事と思います。
ジョイ・バレエの舞台の一日は、進行が速く、反射神経が無いと、流れについて来くる事が出来ません。
1分1秒も気を抜かず、舞台の為の時間を過ごします。
ギリギリまで成長できる自分が存在する事を学び、体験してほしいと思っています。
逆に、一瞬の気の緩みで、積み上げて来た事が崩れ落ちてしまう可能性も有ります。
一日単位で考えれば、長く感じるかもしれませんが、1週間で考えれば、本番の日の時間の経過は、あっという間です。
数時間後に迎える舞台に向けて、一瞬たりとも気を緩めない事は、当たり前であり、何かを成し遂げるには必要な事です。
舞台の為、ではなく、人生の為に、経験し学んで欲しいと思っています。
↓↓ 出演者の一日 ↓↓
8:30 本部スタジオに集合しメイク開始
10:45 バーレッスン
11:10 センターレッスンと自習に別れて
11:30 通し稽古
11:45 昼食①
12:10 劇場へ出発。衣裳は車で運んで頂きました。
12:40 劇場入り
楽屋入り後、衣裳を着用し舞台稽古
最初のポーズは、真っ暗で、場所取りの客席が見えませんでした。
全員緊張したのか、表情が硬く、場所も訂正できないまま、12分間のゲネが終わってしまいました。
ゲネの写真を見ながら、楽屋にてダメ出し
トゥシューズを一度脱ぎ、昼食②
楽屋内で音楽をかけて通し稽古
本番直前のバーレッスン
トゥシューズを履き、リボンを縫って、メイク直し、頭飾り直し
Aパートは衣裳の後ろを縫って、休憩中の舞台へ移動
舞台使用の許可が下りるまで、舞台袖で自習
舞台監督にOKを頂き、舞台上で自習開始
他の団体も大勢いましたが、気にせずに、しっかり考えながら、テクニックの練習を自分達で出来るようになりました。
いよいよ本番
舞台裏でも気を緩めず、必ず自習です。本番直前まで、気を緩めずに取り組んでいれば、
リハーサルで出来ずに悩んでいた事が、突然理解でき、身体が動く事が有ります。
ギリギリまで成長を諦めずに取り組みます。
この段階で気を緩めれば、本番も集中しないまま、という事も起こり得るのです。
舞台袖に入ると、子供達の目がキラキラ➡やっと、やる気になった子達もいます……
Aパートのリーダーは、自分のこと以外にも責任を持って、周りに声をかけながら自習をしていました。
出番直前、舞台上への移動、全員冷静でした。
チャイコフスキー作曲 ≪モーツァルティアーナ≫終演
楽屋に戻り、『笑顔で踊れた人?』に、全員元気に『はい!!!!』
全員、とっても素直で、礼儀正しい瞬間です。
終演直後の様に、いつも素直でハキハキしていれば、厳しいリハーサルが必要なくなりますが…💦💦
ゲネ後にダメ出しを行った事を、全員気を付けながら、踊る事が出来ました。
ゲネはバラバラでしたが、本番は互いの存在を尊重する心のゆとりと、冷静さが有りました。
楽屋内で衣裳返却を行い、車で衣裳を本部スタジオに運んで頂きました。
皆が自宅に帰る頃に、スタジオに荷物を運んで下さり、スタジオで片づけを行っている人達が存在する事を、忘れないでください。
ピンクのバラは、出演者への感謝の気持ちです。次回レッスン時に…🌹