『シルヴィアーダイアナのニンフ』本番延期日決定 - ジョイ・バレエ ストゥーディオ

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JOY NEWS

  • 『シルヴィアーダイアナのニンフ』本番延期日決定

    大変お待たせ致しました。日時の御確認だけでなく、下記の文章も必ず御一読ください。

    延期日 2020年11月15日(日) 東京建物Brilliaホールにて

    開演16:30  入場料2000円(コロナ禍の為、3000円から2000円に減額致しました)

    本番当日の舞台稽古=ゲネはソリスト上級クラスのみ

    通常は午前から終演まで劇場で生徒達をお預かり致しますが、今回は、感染予防対策として、昼食を各御家庭で済ませてから劇場集合とし、生徒達の劇場滞在時間を短く致します。

     

    上記の日程に延期日が決定致しました。

    5/10に予定されていた本番は、緊急事態宣言が発令され、まず7/12への延期を決定致しました。しかし、社会の状況(東京アラート発動)・生徒達の心身の状態を鑑みて、7/26に延期を致しました。

    劇場スタッフとJOYスタッフの劇場での最終打合せを終えた直後に、苦渋の決断で更なる延期(延期日未定)を決定致しました。延期を決定したものの、舞台スタッフ立ち会いの通し稽古=スタッフ下見を、ゲスト&ソリスト上級&ソロメンバーにより、出演者の士気を高め、作品に命を吹き込む事を目的として、決行致しました。その際には未定であった4回目の延期日決定時に、効率よくリハーサルを進める為にも、このスタッフ下見を決行する事が大変重要で有りました。

    そして、その日から2カ月半が経過致しました。

    この2カ月半の間に、舞台上の密を避ける為、演出を全て変更致しました。本来、ジョイ・バレエの発表会では、踊っていないシーンも舞台上に登場しており、芝居をしながら、作品に常に参加しているスタイルでしたが、今回は、メインで踊るメンバー以外は舞台裏での待機に変更致しました。舞台に出たり・舞台から去ったりする事は、幼児クラスにとっては大変な動作ですが、お姉さん達に誘導して貰いながら、今、一生懸命リハーサル中です。

    5/10本番が緊急事態宣言下で延期となってから3回目の延期日の7/26までは、2週間毎に本番日を選び、ゲストともスタッフとも互いのスケジュールを確認しながら、常に検討し続けておりましたが、3回目の延期が決定してからは、

    【緊急事態宣言前よりも恐ろしい程の感染者数増加が日々更新されていた事】

    及び、【感染者数増大による医療崩壊を止めるべく政策が何も為されない事】により、

    本番候補日を2週間毎に検討するのではなく、延期の期間を長くして、1ヶ月毎に検討を重ねて参りました。と言いますのは、7/26以降は、余りにも《通常通りに》社会・幼稚園・学校が戻り、《通常以上に》Go To Travell等の新しい人々の移動政策も早々にスタートし、劇場の観客数制限への緩和も前倒しとなり、感染拡大方向への政策の動きに対する恐怖と不安が増大していたからです。

    その為、8月の間は5/10延期以降、初めて、本番候補日を検討する事無く、動かずにおりました。

    そして、9月になり、Brilliaホールにて4連休を延期候補日として動き始めた所、《4連休は小学校・中学校・高校が、緊急事態宣言下の遅れを取り戻す為に、普通授業が営まれる》事が分かり、即、断念致しました。残念では有りましたが、依然として感染者数は減少傾向にはならず、医療体制への政策も変わらず、経済活動重視の政策ばかりが聞こえてくる現状に、《4連休が学校》という理由にどこか、ホッと致しました。

    翌10月は、Brilliaホール以外の劇場を抑える寸前でしたが、良く良く劇場側と話してみると、劇場側のコロナ感染対策が不完全で有り、利用者任せで、しかも不特定多数の団体が1箇所の入り口から多数出入し、JOYと劇場裏・楽屋裏を共有する、という事実が判明致しました。

    JOY側が、楽屋口も客席も万全の感染対策をしても、感染対策をしない団体と、大切な生徒達を接触させてしまう可能性が有ると解った以上、その劇場を使用する訳にはいきません。

    どんなに感染対策を施しても、誰かが感染していても不思議がない日々の新規感染者数ですが、感染対策をしない事は、社会への、命への軽視であり、論外です。

    上記理由により、9月、10月に延期という流れが消え、11月に延期という運びとなりました。

    Brilliaホールでは、感染対策を月毎に強化しており、長期の公演も無事に上演を続けております。建物内に入る際には必ずサーモグラフィーによる検温を行い、名簿登録者以外は劇場内に入れない様、徹底されており、消毒の仕方・タイミング等、徹底した上で実践されております。当時はJOYがコロナ禍での初の舞台上演、となる予定でしたのが、この3カ月間でコロナ禍での舞台上演の経験値を増し、更なる感染対策の強化が行われております。

    しかし、どんなに劇場やジョイ・バレエで感染対策を行っていても、社会の、世界の感染拡大状況を見ると、決して油断は出来ず、11月が不安な時期である事は否定できない重い事実です。

    感染が日々拡大している中、Go to Travel 、規制緩和が次々と決行され続けている日本の1カ月先、2カ月先を考えると不安と恐怖を隠せません。

    段々と知り合いの中・近隣の学校・近隣の施設に感染者が出てきている事も事実です。

    感染者数の減少の予測が立てられない“コロナ”と共に、ここ1年間前後は、暮らしていかねばならない、という事も重い現実です。

    4回目の延期日、11/15(日)に無事に上演出来る事を願いますが、

    現在のヨーロッパの様に再びロックダウンをしなくてはいけない程の状況になってしまった場合には、今まで同様に、舞台よりも『命を守る事を優先した決断』をさせて頂く事を御理解ください。

    11月の延期日まで11ヵ月半もの長期間、『シルヴィアーダイアナのニンフ』のリハーサルを行う事になります。こんなにも長期間、一つのリハーサルを行うのはJOY創立38年間で初めてです。

    年1回の古典バレエ全幕作品の発表会

    年1回のバレエ・オペラ公演=フレンチバロック・オペラ

    でも3-4カ月がリハーサルの最長期間でした。

    こんなにも長い期間お待たせしているにも関わらず、常にポジティブな言葉掛けを下さるJOYの皆様に、感謝申し上げます。

    こんなにも長い期間リハーサルを続けているにも関わらず、常に真剣で、常にポジティブで、常に成長し続け、自ら進級を希望し、上のクラスの踊りにチャレンジするという、新たなる歴史を創っているJOYの生徒達を誇りに思います。