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2014/07/13
シェイクスピア生誕450年メモリアルイヤー
9月23日(火祝)『じゃじゃ馬馴らし』日本版初演 終演致しました。
★チケット予約受付中 全席自由3,000円
練馬文化センター 大ホール 開演16:30
芸術監督・演出・構成・振付:錦織佳子
カタリーナ(バプティスタ家の長女):落合リザ
ペトルーチオ(ヴェローナの紳士):John Henry Reid
ビアンカ(バプティスタ家の次女):錦織 舞
ルーセンショー(ビザの資産家の息子・学生):中島駿野
ホーテンショー(洒落男):相沢康平
グレミオー(老いぼれ道化役):土方一生
バプティスタ(カタリーナ・ビアンカの父):高田智士
神 父:佐々木洋平
ACT1
Scene1- バプティスタ家の外
うぬぼれの強い洒落男ホーテンショー、資産家の息子ルーセンショー、気取った道化役
グレミオは、美しいビアンカにセレナーデを奏でている。その愛の歌は、突然、ビアンカの
姉のカタリーナによって遮られる。カタリーナとビアンカの父バプティスタは求婚者達に、
二人の娘のうち、年長のカタリーナの結婚が先でなければならないと説明をする。
この騒ぎで起こされた隣人達は、求婚者達を追い払う。
Scene2-酒屋
貧しいが魅力的な紳士、ペトルーチオは、酒屋の主人に金を巻き上げられてしまう。
ホーテンショー、ルーセンショ、グレミオは、ペトルーチオにカタリーナの美しさと
財産について語り、彼女に求婚するように進める。ペトルーチオはそれを承諾する。
Scene3-バプティスタ家の中
ビアンカは3人の求婚者に思いを巡らせていたが、ビアンカの事を腹黒い浮気者という、
カタリーナの嫉妬深い叫びによって遮られる。
この争いは、歌・ダンス・音楽の教師に扮装し、ペトルーチオを同伴してきたグレミオ、
ルーセンショー、ホーテンショーの到着によって中断される。
ペトルーチオはカタリーナに少しも気に入られない。
扮装を解いた求婚者達は、レッスンの形を取ってビアンカに求婚し続ける。
ビアンカはルーセンショーが好ましい事に気が付く。
カタリーナは、ペトルーチオの情熱的な求婚は自分を嘲る為の嘘だと思い、受け入れない。
しかし、そうこうするうちに結婚を承諾する。
Scene4-街角
カタリーナの結婚式に向かう街の人々は、じゃじゃ馬のカタリーナが夫を見つける事など
できるわけがないと、噂話をする。3人の求婚者達は、もうすぐビアンカを勝ち取れると、
希望に燃えている。
Scene5-カタリーナの結婚
招待客が到着する。カタリーナは花嫁衣裳に身を包んでいるが、花婿ペトルーチオは
この日を忘れてしまっているかの様だ。やっと現れた花婿は、無作法な振る舞いで
司祭をからかい、披露宴が始まる前に花嫁を連れ去ってしまう。
ACT2
Scene1-ペトルーチオの家への旅
カタリーナは、彼の家への長い旅に出る。
Scene2-ペトルーチオの家
長い旅の後、ペトルーチオはカタリーナのじゃじゃ馬馴らしを始め、
暖炉の火を消し、食べ物に難癖を付ける。カタリーナは寒くて、ひもじい夜を過ごす。
Scne3-カーニバル
カーニバルの最中、ホーテンショーとグレミオの前に、ビアンカとそっくりのマスクと衣裳
を付けた女性が現れる。彼女が愛するビアンカだと信じて、二人は結婚の誓いを急ぐ。
彼らは、ルーセンショーによって騙されて、ビアンカに見せかけた他の女性と結婚させられた
事に気が付くが、すでに遅かった。
Scene4-ペトルーチオの家
ペトルーチオがカタリーナのじゃじゃ馬馴らしを再開した時、彼女は反抗するのを止め、
夫に従う事にする。
すると彼女は、想像していたよりも夫が優しく、機知に溢れていると気が付く。
ACT3
Scene1-ビアンカの結婚式への旅
ペトルーチオはまだ少し酔狂で気まぐれを楽しんでいるが、カタリーナは、
もはや気にならず、一緒にそれを楽しむ。
Scene2-ビアンカの結婚式
グレミオとホーテンショーは結婚の喜びは、お互いの幸せにあるのだと気が付き、
ルーセンショさえも、ビアンカが見た目のような天使ではないのでは、と思わずには
いられなくなっている。一方カタリーナは、皆が驚いた事に、最も忠実で素直で
愛すべき妻である事が明らかになる。