『じゃじゃ馬馴らし』写真②
本番前の、ジュニア中級・上級・ソリスト上級・大人の劇場でのレッスンから、
舞台稽古・本番・終演時の写真です。
忙しい中、SNS用に撮影して下さった皆様、有難うございました。
今回は、初めて、劇場でのレッスンに中級クラスが参加できるようになり、成長を感じました。
昨年より、ソリスト上級と中級が一緒にレッスンを受けるようになった事が、
ここに活かされました。
今回の舞台を通して経験した事が、大きな成長となって現れるのは、この後からです。
お疲れ休み後のレッスンで、発表会前の自分と、発表会後の自分との違いを、
生徒自身が認識する事と思います。
幼児・初級の生徒は楽しかった思いとやり遂げた達成感が強いですが、
精神的な成長を迎えている中級・上級の生徒は、
反省点と後悔の気持ちも抱えている事と思います。
どんな事があっても、『やり直しが効かない』という点が、生の舞台の素晴らしさであり、
怖さでもありますが、
『やり直しが効かない事』を子供の頃からチャレンジをしている、という経験は、
何事にも代えがたい、財産となり、今後の人生に大きく役に立ちます。
だからこそ、ただ発表会を【発表会として】上演するのではなく、
【芸術性の高い古典バレエの舞台】を真摯に上演し、
子供達の人生にプラスになる舞台創りをする事が私達の使命であります。
急速に変化し続ける現代社会を生きる子供達は、子供であっても、その社会の流れの速さに適応しなくてはならない事が多くあります。
時代の流れに、社会の流れに、何となく乗っかって生きていくのではなく、自分の人生の目標を持ち、
自分の足で前に進み、自分の人生に責任をもって生きていける人間になって欲しいと願っております。
共に40周年記念の『じゃじゃ馬馴らし』の舞台に立ってくれたジョイ・バレエのメンバーと、
それをサポートしてくださったご家族の皆様、本当に有難うございました。